天眼寺で江戸の華會

名ゆかりの寺に流派の壁を越えて花を生ける「江戸の華會」が26、27日、台東区の天眼寺で行われた。荘厳な本堂や書院の床の間に「新春を寿ぐ」をテーマに生け花14点が並んだ。

天眼寺は、徳川家康の外孫の長男、松平忠弘と妻の藤姫が開いたと伝わっており、今も残る本堂などは1923年ごろの建造だが、草木や鳥などが描かれた杉戸は、江戸時代のものとみられている。

松や千両、菊、金銀の水引を使った華やかな作品に加え、銀色に着色したツゲの枝を配した現代的な生け花。さらに杉戸絵を…「借景」とし、葉の長い大王松と赤いダリア、ネコヤナギを組み合わせた作品等も。

江戸時代、花会は神仏にささげたもので原点に立ち返る意味から、寺院での開催となった。27日には花に感謝する「華供養」がつとめられた。
(写真は東京新聞より)天眼寺 江戸の華会